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お盆休みに考える。秋の事務所リフォームと「フロンの壁」             

  • 執筆者の写真: Edison888 Japan
    Edison888 Japan
  • 10 分前
  • 読了時間: 3分

 




お盆休みに考える。秋の事務所リフォームと「フロンの壁」



お盆休み、束の間の「静けさ」の中で


オフィスの人影がまばらになるお盆休みは、日々の業務に追われる総務・施設管理のご担当者様にとって、数少ない「考える時間」が持てる期間では。


来客対応も社内問い合わせも一段落するこの時期に、秋以降の事務所リフォームや設備更新の計画を頭の中で整理し始める方も多いはずです。空調の効きが悪くなってきた会議室、老朽化が目立つ休憩スペース。休み明けに向けて、そろそろ本格的に動き出そうか——そんな段取りを思い描く時間として、お盆休みを活用されている方も少なくないと思います。




リフォーム計画の裏に潜む「フロンの壁」


秋のリフォームを検討する際、多くのご担当者様の頭の中にあるのは、内装や間取り、予算やスケジュールといった「見える部分」の計画です。しかし、空調設備の更新や撤去が絡むリフォームでは、計画段階では見えにくい「フロンの壁」が存在します。


業務用エアコンや冷凍冷蔵設備には、フロン類が冷媒として使用されています。これらの設備を撤去・更新する際には、フロン類を大気中に放出せず適正に回収することが法律で義務付けられており、回収を怠ったり、証明書類の管理が不十分だったりすると、発注者である企業側にも責任が及ぶ可能性があります。


「工事は解体業者や内装業者にすべてお任せしているから大丈夫」という認識のまま計画を進めてしまうと、いざ着工段階になってから「フロン回収に想定外の時間とコストがかかる」「必要な書類が揃っていない」といった事態に直面し、秋の稼働開始に間に合わなくなるケースも起こり得ます。リフォームのスケジュールを組む段階から、この壁の存在を意識しておくことが、後々の手戻りを防ぐ第一歩になります。




業者任せにしないために、今から確認しておきたいこと


お盆休み明け、業者への正式な発注や見積もり依頼を進める前に、施設管理を担うご担当者様として確認しておきたいポイントをいくつか挙げます。


対象設備の洗い出し:撤去・更新予定の空調・冷凍冷蔵設備のうち、フロン類が使用されている機器がどれかを事前にリストアップしておく回収工程の見積もり反映確認:解体・内装業者の見積書に、フロン回収の工程と費用が明確に記載されているかを確認する証明書類の取り扱いの確認:フロン回収後に発行される回収証明書などの書類について、誰が・いつ・どのように発注者側へ提出するのかを事前に業者とすり合わせておくスケジュールへの織り込み:フロン回収には一定の作業時間がかかるため、全体工程表にその時間があらかじめ組み込まれているかを確認するこれらは決して専門的で難しい確認事項ではなく、リフォームの発注担当者として押さえておくべき基本的なチェックポイントです。業者への丸投げではなく、発注者自身が要点を把握し、要所要所で確認・指示できる状態にしておくこと。それが、秋のリフォームを計画通り、そして法令に則った形でスムーズに進めるための備えになります。





お盆休みという落ち着いた時間だからこそ、こうした見落としがちな確認事項に、少し思いを巡らせておく価値があるのではと思います。

 
 

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